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会友員・参加者からのお便り

初心者講座参加者D.K.さんからのお便り

 初心者講座に参加されたD.K.さんよりお便りを頂きました。
 許可を頂き、以下に転載させて頂きます。

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アドバイスをいただき、ありがとうございます。今後にいかしていきたいと思います。

感想

1 道場がなく、外での稽古が良かった。天候に左右されますが、自然の中での稽古は大切だと思います。

2 服装が自由、気軽さがあり良いと思います。

3 先生に常に教えていただいたので、ありがたかったです。

4 内容は理解は出来ましたが、難しかったです。

5 休憩時間が無かったので、休んで良いか戸惑いました。

6 非常に魅力的な武術だと思います。トレーニングは地味な面はありますが、どの武術に共通する面が沢山あると思います。

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会友員・参加者からのお便り

初心者講座参加者J.T.さんからのお便り

 初心者講座に参加されたJ.T.さんよりお便りを頂きました。
 許可を頂き、以下に転載させて頂きます。

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こんばんは、遅くなりましたが、先日の講習の感想お送りします。

先日は、ご指導頂きありがとうございました。
子供の頃から柔道を続けて20年を過ぎた頃、自分の成長に限界を感じ、何か年齢を重ねても強くなれる武術はないかと合気道や空手をかじってきました。
そんな自分が太気拳という武術、立禅という稽古法を知るのに時間はかかりませんでした。
ただ、なんとなく敷居の高さを感じていたため参加をためらってきたのですが、今回初心者向けの講座があるということを知り、即参加を決めました。
稽古の冒頭、天野先生の手を、押さえつけるように取らせていただきました。瞬間ものすごい強烈な力で押し返され、引っ張られ、持ち上げられたことに驚愕しました。それがただの力任せのものではないことは、柔道をやっていた自分にはよくわかります。何か得体の知れないパワーとしか言いようがありません。
驚きを隠せぬまま、早速立禅の稽古に入りました。
今まで、形だけ真似て組んでいた立禅ですが、天野先生から直接、両足の張り、手足の意識の持ちかた等を指導して頂き、正しいイメージを持つことができました。
そして正しくできていれば、上下左右前後、つまり六方向に押されても引かれても動かない。どころか自分が相手を動かすことができるということも教わりました。
「動かない、ということは動くことができるからなんだ。」と言われた言葉が印象的です。
と 、そこまで教わって、やっとおぼろげながら頭の中で、つながってきました。
冒頭の先生の技です。先生の手を持たせて頂き、そのパワーを感じた時、普段こういうものには否定も肯定もせず冷めた姿勢でいた自分が、思わず「先生、これは “気”ですか! ?︎」と聞いてしまいました。それに対して先生は、「T君が”気”だと言えば”気”になるんだよ。呼び方なんて何でもいい。ただ、不思議な力とかじゃなく身体の使い方なんだよ。それを稽古するために禅を組むんだよ。」(興奮気味でよく覚えてませんが、このような事を言われたと思います。間違えてたらすみませんっ。)

今回は、太気拳という武術の一端を体験させて頂き、貴重な経験となりました。 また、年齢を重ねても強くなれるいうことに希望が見えた気がします。
近いうちにまた是非、稽古に参加させていただき頂きたいと思います。ありがとうございました。

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初心者講座体験記参加者H.H.さんからのお便り

 初心者講座に参加されたH.H.さんよりお便りを頂きました。
 許可を頂き、以下に転載させて頂きます。

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今回、太氣拳の初心者講座に参加させて頂き、
感じたのは気持ちの良さでした。

気持ちが良いといっても様々な気持ちの良さがありますが、
清涼感、凛とした緊張感が講座を通して感じられ、
自分の中もそういった気分に満たされていくのを実感していきました。

初めて訪れたのですが、公園の一角の緑の中のロケーションでの
練習も素晴らしかったですし、
なによりも天野先生の丁寧で分かりやすい指導の元、
禅を組むということが出来たのが一番でし た。

また、その日の先生のお言葉の中で一番、印象的だったのが、
「体を動かさないと心が動かない」の一言です。

その言葉の通り、今回の禅の稽古を通して、
普段、使ってない体の部分を意識し、動かすことで、
明らかに自分の心、気分が変わったことを体験しました。

普段、行わない運動を行ったせいか、
後半は両足が細かく震え、膝が笑いだしたのですが、
あっという間に2時間が過ぎ、清々しい気持ちで稽古を終える事ができました。

最後に会員の皆様の対人練習も見学させて頂いた所、
非常に興味深く、自分自身も入会し、練習に加えさせて頂きたいと思った次第です。< /div>

天野先生、本当に貴重な体験を有難うございました!

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太氣拳基礎講座参加者M.T.さんからのお便り

 太氣拳基礎講座に参加されたM.T.さんよりお便りを頂きました。
 許可を頂き、以下に転載させて頂きます。

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太気会 天野先生
 先日は大変お世話になりました。遅れましたが基礎講座に参加した感想を述べさせて頂きます。
 率直に言えば時間をかけて体験にいって良かったという事です。太気拳がどんな練習をするかは、書籍などより何となくは知っていたのですが、その練習がどのように効果がでるのかは正直よく分かっていませんでした。
 しかし実際に天野先生にお会いして、動きを見せてもらったり突きを出してもらったりと実際に体験する事で、今までには体験したことがないような強い力があり、それをコントロールする事ができるものなのか、と感じました。
 現在練習している武道でやや限界を感じていた矢先に実際にそこまで強くなることができる、と分かったのが一番の得る所でした。
 まだ講座に一回参加しただけなので私の勘違いの域かもしれませんが、今回教えていただいた立ち方、歩法などを通じて自分なりに考察したのが、攻防移動にその一番いい状態を如何にキープして戦うのか?という事です。
 今まで何となしに動いてきて、あまり自分がどのように動いていたか分かっていなかったように感じました。
 遠方であり小遣いが尽きてしまった今(笑)、なかなか神奈川まで出て行くことができませんが今回教えて頂いた練習を続け、現在練習している武道にもいろいろ試してみようと思います。
 小遣いが無事溜まり時間がとれた暁には是非ともまた練習に参加させて頂けたら幸いです。

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本日は大変貴重な数々の体験ありがとうございました 会友員U

今まで、ずっと独学で立禅だけ、取り組んでいましたが、
今回基本講座を受けさせて頂いた事で、自分の数々の課題が見えてきました。

これからも、今日の体験を元に、練り、這?も取り入れて、
精進していきたいと思っています。

止まっている所があるから、動く所が生きてくる!

と言う話を聞かせて頂いて、
私なりの解釈としては、

手(包丁)と 中心(まな板)に置き換えた場合

どんなに、切れ味のよい包丁も、
まな板が、水の上に浮いた状態 空中に浮いた状態では、なまくら包丁と変わらない。

又、包丁とまな板を一緒に動かしたら、切れ味が鈍る。

しっかりとした土台(まな板)があって、初めて手が生きてくる?

と、勝手に解釈させていただきました。

すごい目からうろこの発想でした。どんだけ目からうろこが落ちたか判りません。

また私が壁にぶつかった時は、お伺いしますので、ぜひご教授下さい。

今日は、一生忘れられない思い出に残る密度の濃い一日でした。

楽しい一日を、一緒に過ごしていただいた皆さん ありがとうございました。

天野先生 ありがとうございました。感謝!

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土曜日はありがとうございました 長野県M

こんにちは。

土曜日の稽古で教えていただいた、禅の状態でもって打つ感覚と、揺りや這いにおいて水あめの中で動く感覚の2点に、今までわかっていなかったことへの糸口が見えてきた気がしました。

今までは体の先端部分を水あめの中で動かしている感覚で稽古をしていましたがもっと体の中心部分で感じないと力が出ないんだと気付かせていただいた気がします。

次に参加させていただくまで、より感覚をつかめるように稽古をしたいと思います。

ありがとうございました。

長野県 M

土曜日はお疲れ様でした。

遠距離のためいつも一緒に稽古する、
と言うわけには行きませんが、
それでも少しずつ前進しているのがわかります。

何処まで進んでいけるのか、
は誰にもわかることではないと思います。
でも、少しでも前に進めると言う事が、
生きていると言う事で、
それは武術も人生もだと思います。

次回を楽しみにしています。

太気会 天野

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太気拳との出会い 会友員T

私が会友員として、太気会の稽古に参加させてもらうようになり、二年半が経ちました。

空手を二十年以上稽古してきましたが、20代前半に病気をしたこともあり、選手としてやり残した気持ちを抱えながら、稽古だけは続けてきました。
そんな決まりがつかない思いから一概奮起して33歳から再び大会に出場するようになったのですが、なかなか上手くいきません。
思うような試合運びができずに負けてしまうのです。
後輩や弟子達と一緒に大会に出場するのですが私だけ予選落ちすることもあり、やり残した気持ちはしだいに劣等感に変わっていきました。
年齢的な事もあるのでしょうか?試合に勝てないこともそうですが自分のやってきた空手に自信が持てず、何度も内容を見直し再稽古をするのですが答えが見つからないまま、いつも筋力トレーニングとフィジカルトレーニングに行き着き、無理なトレーニングで身体を壊してしまう、そんな悪循環に陥っていました。

そんな状況が何年か続いたある日に隣町の書店で太気拳、天野敏先生の著書、
組手再入門
という本に出会いました。
そこに書かれていた
「太気拳でなくてもいい、みんな強くなろう」
「いま武術を諦めないために」
「何のために組手をするのか?体を痛めながら打ち合う組手に未来はあるのか?試合のためではない、本当の組手の先に衰えない武術がある」
という言葉に深く感じ入るところがありました。

当時は古武術や身体操作法がちょっとしたブームだったこともあり、太気拳の独特な稽古方法が取り上げられることも多く、いずれは習ってみたいと思っていました。
ですがそれ以上に実際に組手を行う表紙の天野先生に強烈に引きつけられたのが購入のきっかけになりました。

その本の内容は、私が今まで出会った空手や格闘技の実用書とは一線を画して基本技やコンビネーションなどこの手の本にはお約束の内容があまり書かれていません。
どちらかというと直観力を生む構えや目付け、力の生み出し方、動きながら変化しながらの攻撃など、大切ですが、実際の組手では見落としてしまう内容に目を向けた事ばかりでした。
「この先生に太気拳を習ってみたい!何か答えが見つかるかも?」
そんな理由からホームページを調べてみると会友員になれば部外者も通常稽古や基礎講座に参加が可能と知り、さっそく連絡を取り基礎講座に参加させてもらいました。

基礎講座では立禅のやり方や注意点などを教えていただきました。
袋小路に陥ってしまった自分の空手を少しでもいい方向にもっていき現状を打破したい、そんな考えでしたが
「自然の中での立禅が気持ちよかったなー」
と、そんな理由から見よう見まねで立禅を稽古に取り入れました。
それから二ヶ月、思わぬところで大きな変化が二つも出てきたのです。
ひとつは二十代から高めだった血圧があるときを境に正常値に戻った事です。(下95~上145が下80~上120に改善)

天野先生は
「立禅にはそういう効果があるらしいんだけど、私はずっと健康だったから、今は立禅のおかげか?元からそうなのか?よくわからないんだよ」
とおっしゃいました。

おそらく両方なんだと思うのですが多くのスポーツ選手が(空手家や格闘家も含めて)引退後、慢性的に痛む古傷や様々な疾患を抱えている現状を見てきた私にはそれが少し不思議に感じられました。
そしてもうひとつは空手の組手で空間認識力がアップしたのか?フェイントからの攻撃をあまりもらわないようになったのです。
その時はわからなかったのですが、立禅で背骨や首を自然に伸ばすようになり、視界が広がったのがその理由のようでした。
「よくわからないけど、もう少し通ってみるか」
そんな感じで私の太気拳の稽古が始まりました。

長野県在住ということもあり、ひと月に一回のペースですが横浜や代々木の稽古に参加させてもらうようになりました。
毎回、新しい発見があり、カルチャ―ショックの連続でした。そのひとつは60歳になる先生の質の違う組手の強さをみたことです。失礼かもしれませんが空手の世界ではこの年齢で組手をされる先生は皆無といっても言いすぎではありません。

太気拳の組手は制約の少ない実践的なもので知られていますが、先生の連続組手は傍目には楽にやっているようにも見て取れます。
そのくらい無駄が無いのです。

「太気拳を稽古していくとこういうふうになれるのか?だったらこの拳法を自分がやってきた空手に生かしたい」
いつしかそんなふうに考えるようになりました。
大気拳一本で稽古されている方には失礼になるかもしれませんが…。

しかし先生は
「太気拳は味の素みたいなもので空手なら空手、柔道だったら柔道が美味く(上手く)なるものなんだよ」
と笑顔でおっしゃいました。
「一ヶ月間、こんな稽古をしておくように」
と毎回、課題を与えてくれます。
それは空手に応用できるように私の個性に合わせたものが多く、ひとりで稽古するのに非常に励みになる内容ばかりです。

私は二十年以上空手に携わっていきましたが10代や20代前半の頃は師匠や先輩達を追いかけ、ガムシャラに稽古をしてきました。それがいつの間にか指導する立場になり、目指すモデルや目標のビジョンがなくなっていたのかもしれません。

そんな私には天野先生の武術の取り組み方や考え方を通し、自分にとって道が開けたように感じられ、月に一度直接ご指導いただく事が楽しみになりました。
先生の指導には古武道や伝統武術にありがちな、神秘的なものは一切無く、自らが研究研鑽された術理とも言える理論に裏付けされたものを実演してご指導いただいています。
会員の皆さんにもいつも、快く接していただき、殺伐とした空手界に生きてきた私にはそれがとても新鮮でした。皆さんの中には、伝統空手や極真空手、空道、合気道、居合い、など色々な武道、格闘技を経験した方やご年配の方も多く、それぞれが自分のスタイルで武道、武術とまた違った関わり方をされていています。

天野先生と皆さんのそんな姿は私の考え方を少しずつ変えていきました。
そして空手の技にも変化が出てきました。

まずは組手の際、攻撃の要になっていた下段蹴りの捉え方に疑問を抱くようになったのです。下段蹴りは昔からの私の得意技で威力には少々自信もあったのですが、フルコンタクトカラテルールで組手を行うから実戦的だと感じていただけだったことに気づいたのです。
「顔面攻撃があれば悠長に下段蹴りなんかだせない、攻撃の繋ぎに使うか?使えないより使えたほうがいいけど・・・」
それを境に色々な考えが頭を過ぎりました。

「胸を打つ突きは実戦だったら間合いが近すぎて使えないんじゃないか?」
「顔面攻撃ありでもグローブや防具をしていたら技術は変わってくる」
「下段蹴りや胸へ突きがばかりなら目線は自然にしたにいくから実戦では違ってくるのでは?」
「そもそも実戦て何?、喧嘩の事?だったらルールなんてないよね」
「ルールがあれば限定された技は洗練されるけど、イレギュラーな事には対応できないのでは?」
至極当たり前のクエスチョンではあるけれど、その世界にいると見えなくなってしまうことがあります。それらの事を意識するようになると空手の試合でもだんだん勝てるようになってきました。入賞こそできませんでしたが全国クラスの大会に出場できたことはいい経験にはなりました。ですが気がついたら、もうすでに自分自身が求めるものが違うものになっていたのです。
先にも書きましたが私は今は自分のやってきた空手に天野先生からご指導いただいたものを生かしたいと考えています。
私がやってきた空手は特定の型というものが無く、基本などは即、組手に直結するような稽古体系になっていました。

私の組手を見て天野先生は
「殴ったり蹴ったりは知っている。太気拳でそれをどう生かすかを考えなさい」
とアドバイスをくれました。
二十年以上やってきて殴る蹴るしか知らなかった事に、そしてそれすらも上手くいかなくなってきた自分の組手に虚しさを感じていたのかもしれません

その頃から組手にも変化が出てきました。
歩幅はやや狭めになり、膝に張力を保ちながら腰を落とし、つま先で地面を刺すようにし、立禅を意識しながら背筋や首を伸ばすように構えるようになりました。
(上半身は剣道家の構えに近いように感じます。)
この構えだと視野が広がり、手も顔面を守るようにして、余裕を持たせておくと相手との間合いが必然的に遠くなります。そうなると今までの近い間合いでの攻撃はもらわなくなります。

その反面、今までの自分の攻撃パターンも通じなくなります。
今はこの構えから這と練をイメージしながらステップワークを行い、動きながら突きや蹴りを無駄なく出せることを意識しながら稽古をしています。
徐々にですが大きな変化の途中にあることを実感しています。
どうやら私は自分がやってきた武道を諦めないで続けていくことができそうです。

「60歳になってもこんなに強い人がいる。」
そんな人に出会えた事に喜びを感じています。
これからは天野先生というモデルを目標に自分の理想とする空手を目指して行きたいと思っております。

最後になりましたが、いつもご指導いただく天野敏先生と太気会の会員の皆様に心から感謝を申し上げます。

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基礎講座ありがとうございました 静岡県S

8/28日の基礎講座参加させていただきありがとうございました。
立禅はきつかったです。やっと筋肉痛がおさまりました。
武道と禅に興味のある自分には、とても楽しかった講座でした。
天野先生には、気軽に声をかけていただき初心者の自分に熱心に
御指導いただきありがとうございました。

とくに印象深かったのは、先生のふくらはぎが凄かったことです。
自分は講座終了してからの数日ふくらはぎの筋肉痛がおさまりませんでした。
まさに、立禅の賜物なんだなと思いました。
講座後は、毎朝少しずつですが立禅を行っております。

今後も参加したいと思いますのでご指導お願いいたします
ありがとうございました。

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大氣拳練習雑記 会友員S 2011/02/05

2011 年 2 月 5 日(土)10 時~ 晴れ

一月の基礎講座へ参加したかったのですが、その前の週にインフルエンザに罹ってしまい参加することが出来ませんでした。

二月の第一週の土曜日ということで、子供の幼稚園がある土曜日である。
自転車にて幼稚園への送迎を済ませ、そのまま自転車にて練習場まで走り、9 時 45 分に到着する。

昨年末からとても寒い日が続いたが、今日は日が当たっている場所では、外でも暖かく過ごせる気持ちの良い朝である。
天野先生は少し遅れているのか、練習生の皆さんはそれぞれに散らばって各々に立禅を始めています。
数回の練習の参加で慣れない自分ではあるが、軽く身体を弛めてから、見よう見真似で立禅を開始。

暫らくして、天野先生登場。

早速、腕の位置を修正して頂きました。
(肩の位置)
昨年十二月の練習への参加時に、腕に力が無いこと(肘の部分を上から押さえると力に負けてしまう)を教えていただき、その後、少しポジションに気をつけて立禅をしていましたが、肘が下がらないように気をつけている間に次第に高くなっていたようです。

次に、頭を押され、前後への力が感じられていないことの指摘を受けました。
この辺りは、DVD と本を眺めていてもなかなか感じ取れない部分の感覚であります。
先生の頭を押させていただいたが、身体の内部に強さが内在してまったく動かない。
一本の棒の様に軸が通っていることを手から感じ取ることが出来た。

足の親指から外側方向への力を流す(ボールをはさむ感覚)確認をした上、つま先と頭頂部に力の線を感じるようにして、互いに引っ張り合う力を感じるとのこと。
力を入れて「力むこと」と、「力を感じること」の違いが、感覚的で言葉では理解しづらいが、このあたりは意識を持って鍛錬を続けるしか方法は無いように感じました。

また、他の方々につられて動き(歩を前に出したがっていると)を始めたがっていたら、先生に半禅からの一歩の動きを教わりました。半禅状態から後ろ足の大腿筋に一瞬力を入れて、前に出る動きなのですが、その動きがナカナカ思う様にできない。
前に動こうとすると、なんらかの予備動作が生じてしまう。
天野先生には、頭で考えて動かすから、不自然な予備動作を伴った動きになると指摘を受けました。
(その後、自分で練習しておりますが、まだシックリときておりません)

最後に、単推手を見学して感じたこと書いてみます。

天野先生と比較すると他の練習生の方々の身体が大きく揺れていることが分かりました。
特に肩の位置に注目すると、その動きの違いが際立って見えました。
半禅は横の動きに弱いとの天野先生の話がありました。
先生の足の開き方と身体の向きが、やはり他の練習生とは違って安定した位置関係にある様に見えました。
先生の推手を行っていないほうの手の使い方が、半禅の後ろの手のイメージでバランスを とっていることに気づきました。
とは、言っても自分に直ぐに出来るかといわれれば、全く自信はないのでありますが。

その後、先生のブログに「Trunk Exercise」の言葉を初めて目にしました。
先生の新しい DVD なのか?とネットで検索したら、ありました!
お忙しいのに何時の間に撮影されていたのかと少しビックリ。
実は、年末から年始にかけて、自分のカラダのトラブルを抱えていまして、かなり凹んでおりました。

まず、年末の大阪出張中に「ノロウイルス」と思われる三日間の下痢→年末の大掃除の後の「腰痛(坐骨神経痛?)」→年明けに石段の上り下りのトレーニング中に段の上の枝につまづき「左足首の捻挫」→九州出張中に博多にて流行中の「インフルエンザ」に感染、と何とも辛い日々になってしまいました。

先生のブログを読んでいますと、ほとんど体調不良を感じさせる記載がありません。
(二日酔い以外は!)
先日の土曜日もそのあたりの秘訣を先生に質問しようと思いましたが、なんか間抜けな質問になりそうであったので止めたのですが。
何となく日常の動きの中に、大氣拳の動きの質的なものを導入できないかと考えておりました。
例えば、朝一番の起き上がる動作から歯磨き時の姿勢、はたまた通勤時に歩く時にいたるまで、日常の全ての動きが健康の基盤(裏を返せば体調不良=不健康の原因、少々大げさですが)になっているのではないか。
その動きの基盤として、大氣拳の動きの質的な部分が活用できないものかと考えております。

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ご指導ありがとうございました 長野県M 2009/08/25

日曜日は講習会に参加させていただきありがとうございました。
始めて天野先生にご指導いただけるということで、緊張しての参加でしたが、
先生はDVDや本でイメージしていた、そのままの方で感動しました。
また、先輩の方々も気さくな方々で、太気会にて太気拳を学べることを幸せだと実感しております。
今まで、映像と活字のみで練習しておりましたが、やはり感覚的にわからず不安の中での練習でした。
実際に指導いただき、なるほどこうだったのかと思うところばかりでした。
今回ご指導いただいた、姿勢、力の出し方、歩方など復習をし、次回参加させていただくまでには 現在よりたとえ紙一重の進歩であっても進歩できているように練習をしていきたいと思っています。
なにせ家が遠いものですので定期的な参加は難しいと思いますが、代々木の土曜日の練習が比較的 参加しやすそうですので、代々木の練習もからめてなるべくたくさん参加させていただこうと思っております。
今回、会友員に加えていただきほんとうによかったと思っております。
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。