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大氣拳練習雑記 会友員S 2011/02/05

2011 年 2 月 5 日(土)10 時~ 晴れ

一月の基礎講座へ参加したかったのですが、その前の週にインフルエンザに罹ってしまい参加することが出来ませんでした。

二月の第一週の土曜日ということで、子供の幼稚園がある土曜日である。
自転車にて幼稚園への送迎を済ませ、そのまま自転車にて練習場まで走り、9 時 45 分に到着する。

昨年末からとても寒い日が続いたが、今日は日が当たっている場所では、外でも暖かく過ごせる気持ちの良い朝である。
天野先生は少し遅れているのか、練習生の皆さんはそれぞれに散らばって各々に立禅を始めています。
数回の練習の参加で慣れない自分ではあるが、軽く身体を弛めてから、見よう見真似で立禅を開始。

暫らくして、天野先生登場。

早速、腕の位置を修正して頂きました。
(肩の位置)
昨年十二月の練習への参加時に、腕に力が無いこと(肘の部分を上から押さえると力に負けてしまう)を教えていただき、その後、少しポジションに気をつけて立禅をしていましたが、肘が下がらないように気をつけている間に次第に高くなっていたようです。

次に、頭を押され、前後への力が感じられていないことの指摘を受けました。
この辺りは、DVD と本を眺めていてもなかなか感じ取れない部分の感覚であります。
先生の頭を押させていただいたが、身体の内部に強さが内在してまったく動かない。
一本の棒の様に軸が通っていることを手から感じ取ることが出来た。

足の親指から外側方向への力を流す(ボールをはさむ感覚)確認をした上、つま先と頭頂部に力の線を感じるようにして、互いに引っ張り合う力を感じるとのこと。
力を入れて「力むこと」と、「力を感じること」の違いが、感覚的で言葉では理解しづらいが、このあたりは意識を持って鍛錬を続けるしか方法は無いように感じました。

また、他の方々につられて動き(歩を前に出したがっていると)を始めたがっていたら、先生に半禅からの一歩の動きを教わりました。半禅状態から後ろ足の大腿筋に一瞬力を入れて、前に出る動きなのですが、その動きがナカナカ思う様にできない。
前に動こうとすると、なんらかの予備動作が生じてしまう。
天野先生には、頭で考えて動かすから、不自然な予備動作を伴った動きになると指摘を受けました。
(その後、自分で練習しておりますが、まだシックリときておりません)

最後に、単推手を見学して感じたこと書いてみます。

天野先生と比較すると他の練習生の方々の身体が大きく揺れていることが分かりました。
特に肩の位置に注目すると、その動きの違いが際立って見えました。
半禅は横の動きに弱いとの天野先生の話がありました。
先生の足の開き方と身体の向きが、やはり他の練習生とは違って安定した位置関係にある様に見えました。
先生の推手を行っていないほうの手の使い方が、半禅の後ろの手のイメージでバランスを とっていることに気づきました。
とは、言っても自分に直ぐに出来るかといわれれば、全く自信はないのでありますが。

その後、先生のブログに「Trunk Exercise」の言葉を初めて目にしました。
先生の新しい DVD なのか?とネットで検索したら、ありました!
お忙しいのに何時の間に撮影されていたのかと少しビックリ。
実は、年末から年始にかけて、自分のカラダのトラブルを抱えていまして、かなり凹んでおりました。

まず、年末の大阪出張中に「ノロウイルス」と思われる三日間の下痢→年末の大掃除の後の「腰痛(坐骨神経痛?)」→年明けに石段の上り下りのトレーニング中に段の上の枝につまづき「左足首の捻挫」→九州出張中に博多にて流行中の「インフルエンザ」に感染、と何とも辛い日々になってしまいました。

先生のブログを読んでいますと、ほとんど体調不良を感じさせる記載がありません。
(二日酔い以外は!)
先日の土曜日もそのあたりの秘訣を先生に質問しようと思いましたが、なんか間抜けな質問になりそうであったので止めたのですが。
何となく日常の動きの中に、大氣拳の動きの質的なものを導入できないかと考えておりました。
例えば、朝一番の起き上がる動作から歯磨き時の姿勢、はたまた通勤時に歩く時にいたるまで、日常の全ての動きが健康の基盤(裏を返せば体調不良=不健康の原因、少々大げさですが)になっているのではないか。
その動きの基盤として、大氣拳の動きの質的な部分が活用できないものかと考えております。