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天野敏のテクスト 閑話休題

お花見交流会

今年(2006年)のお花見交流会が終了。
いつも相手をしていただいている島田先生(気功会)、佐藤聖二先生(拳学研究会)のお弟子さんに加え、今年は初めて鹿志村先生 (中道会)のお弟子さんも参加してくれました。人数が多かったせいで、もっと他の道場生と組手交流をしたかった人もいたと思いますが、 自分が組手をしなくても人の組手をじっくりと見る機会が持てたのは大きな収穫だったと思います。私も2時間に及ぶみんなの組手を見て、 自分の指導に何が足りないか、それをどう埋めていくか、と言うことを考えさせられました。各道場のお弟子さんの個性と太気会道場生の 個性の違いはやはりあります。それは指導している私の個性でもあります。それでも「やはり太気拳の組手だな」と思って見ていました。 もしここに他の流派がまぎれてくると、その違いはきっと際立ってくるものだと思います。単に強い弱いと言うことで無しに、皆が当たり 前にやっていることは、そう簡単にできることではないと言うのが正直な感想。やらなくてはけないこと、守らなくてはいけないことを 各先生がきちっと指導しているのが良く見て取れました。沢井先生の拳法に対する姿勢が皆の組手にしっかりと伝わりつつあると言うことです。 勿論自分を含め足りない事だらけですが、三先生が交流の相手をしてくれていると言うことは、交流に足る道場だと思ってくれているからです。 その事に誇りを持ち、それをさらに推し進め、目標になるような太気拳の道場になっていければ良いな、と思います。 交流組手の後は慣例のお花見。自称「天下の晴れ男」を名乗る私の神通力を頼みに雨の予想をおしての強行。最後はさすがに雨がぱらついて きましたが、無事に終了に漕ぎ着けました。交流組手の緊張感とその後のお花見は格別だったと思います。普段聞けない話を各先生から聞いたり、 他道場生と稽古の情報交換をしたりと得がたい機会だったと思います。ちょっと気が早いですが、参加人数の増加に伴い年末の忘年交流会や 来年のお花見交流会は、時間や場所を少し考えなくてはいけないかな、等と考えています。まあ、それはともかくとして、三先生、そしてそれぞれ の道場生の方々、これからもよろしくお付き合い願います、本当にありがとうございました。
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