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会友員・参加者からのお便り 会員・会友員のテクスト

ご指導頂き有り難うございました 会友員O 2005/09/26

天野先生

先日は9月24日(土)、25日(日)と二日間にわたりご指導頂き有り難うございました。特に土曜日は台風が接近する悪天候の中、本来なら練習中止のところ稽古をつけていただき感謝の言葉もありません。

北海道という遠隔地居住であるため、やむを得ず会友員として年に一度だけ天野先生からご指導を受けるようになり、今年で三回目。時が経つのは早いものだと思う反面、自分のレベルは遅々として上がらず、正直情けない気持ちもあります。
しかしその一方で、わずかながらも私の進歩した箇所を先生に指摘していただき、今後の個人練習にも勇気が沸いてきました。

今回先生のご指導の中で、「力を一元化すること。手や足など末端の動きに目を奪われず(技のコレクションではなく)、力が発生する根源を捉える。」「速い動きというのは、動作の速度を上げるのではなく、無駄な動きが無いということ。」といった言葉が、たぶん今までも頭では分かっていたのでしょうが、今回自分の感覚でもストンと納得するものがありました。それを告げたところ先生は「そういうのって続けなきゃ分からないんだよ。続けなきゃ、それが分かんないと云うことすら分かんないんだ。」とおっしゃり、太氣において分かると云うことは本当に自分の身体との対話なんだなあと印象深く思いました。

また、基礎講座終了後桜木町の中華料理店では、先生や先輩方のお話や爆笑ものの裏話など、本当に楽しい思いをさせていただきました。今後、いずれ遠くない日において北海道でも同好の志を募り、天野先生に指導に来ていただきたいと思っています。その日まで、年一度のご指導を今後も宜しくお願いいたします。