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メールQ&A 天野敏のテクスト

這の体重移動と骨盤

Q:
はじめまして。私は先生の挑戦講座のビデオを見ながら独学でして いる学生です。

質問なのですが、這いを行っているときに、後ろ足を引き付ける時は後ろ足側の骨盤を上げるつもりでやっているのですが、前に足を出して、体重移動 の際に前側の骨盤をあげることによって後ろ足で地面を蹴る(踏む)感じで体を前に送るようにして体重を前足に乗せたほうがいいのか、後ろ足の骨盤を上げて体を前に沈み込む(すでに前足は地面についているけど、前足で踏み込む感じ)ようにして体重を前足に乗せたほうがいいのか、どちらがいいのでしょうか。
文章がわかりにくい と思いますが、これが理解できないと先に進めない気がしますのでご返答お待ちして おります。

A:
>> 後ろ足を引き付ける時は後ろ足側の骨盤を上げるつもりでやっているのですが

前足に重心が移っているのならそれで良いと思います。

>> 前に足を出して、体重移動の際に前側の骨盤をあげることによって後ろ足で
>> 地面を蹴る(踏む)感じで体を前に送るようにして体重を前足に乗せたほうが
>> いいのか

それで良いと思います。
どちらにしても骨盤はシーソーのようなものですが、意識は引き上げるような感じのほうが良いようです。
引き上げる力で踏み込む力を引き出すようにしないと、身体が浮いてしまいます。

>> 後ろ足の骨盤を上げて
後ろ足の骨盤を上げるように意識するのは、後退する時です。

>> 理解できないと先に進めない気がしますのでご返答お待ちしております。
大切な事は悩む事、そして正解がないことを知る事です。
試行錯誤が成長の糧です。
理解できなくても先に進めないと思っても、悩んでいればいつか伸びていくものです。

頑張ってください。

太気会 天野