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4月7日交流会の感想 会員Y 2002/05/03

 4月7日の交流会で初めて組み手をやりまして体感したのが、猛烈な恐怖感と息切れと翌日からの筋肉痛でした。推手を始めて最初のころも、息切れと筋肉痛は大変なものでしたが、組み手においてはそれに恐怖感が加わり、息切れと筋肉痛はもっと激しくそれを感じました。殴り合いなどしたことないので、しょうがないかなとは思いますが……。
 私は大気会に入会してやっと半年を過ぎたぐらいの人間です。推手については、多少やっているときの苦しさ、次の日の疲れなどは始めた当初よりは軽くなり、少しは上達しているんだろうなと自分ながらに感じておりましたが、組み手におけるこの緊張感と息切れと筋肉痛は、年数を経れば果たして軽くなるものなのでしょうか?
また、やっている最中も終わった後も、自分がどんなふうに動いていたのか余り記憶がありません。多分舞い上がっていたのでしょうね。初めてやってみた組み手ですが、正直言って自分が強くなっているとは余り思えませんでした。(始めて半年だから当たり前ですかね)
 さて、交流会が終わってしばらく日数がたってからの練習後に、先生が次のようなことをおっしゃっていました。「組み手は遊んでいればいいんだよ。遊びなんだから早く終わらせる必要はないだろう。早く楽になりたいから決めちゃいたいと思うんだろうけれども、そうじゃなくて最後まで泳ぎ切ってやるというつもりでいいんだ」というような内容だったと思います。私は後ろの方で聞いておりまして、「そうか、おれは早く終わってくれないかなということばかり考えていたな」と、ちょっとばかり反省しました。
 それにしても、自分が強くなっているような気が余りしないので、ある日の練習後の雑談で、「続けていれば強くなれるんでしょうか」とK先輩に話したところ、「強くなるけれども、強くなっても自分ではわかりづらいものなんですよ」と話されて、ほっとした気がしました。余り目先のことにこだわらないで、長く続けていきた
いと今は考えています。